園芸療法ガーデンには7株のパンパスグラスが植えてあります.
パンパスグラスは和名をシロガネヨシといって,原産地はブラジルやチリ,アルゼンチンなどの南米大陸です.
植えたときはごく小さなポット苗でしたが,ほんの数年で株周りが50センチ,高さ2メートルを超える大きさになりました.
穂が出るとガーデンの雰囲気がいっきに秋らしくなり,また手触りも良いので,とても重宝しています.
この穂を高齢者の方が集まるプログラムに持っていくと,「きつねの尻尾みたいやな」「犬かなにかなでているみたい」等,いろいろな反応があります.ためしにマフラーのように巻いてみると「どこかの貴婦人みたい」との声が上がり,笑いが起こります.
7株はそれぞれ微妙に異なる品種のようで,しゅっとした穂もあれば,この写真のようにふんわりとした穂が出るものもあります.
ほとんどの株が高さ2メートルを超えており,年々大きくなっていくので,いったいどこまで生長するのやら,少し心配でもあります.
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