この冬いちばんの寒気がやってきているとのことで,この辺も今朝は冷え込みました.
夜のうちに雪も降ったようで,道路もかなり混雑していました.
立春を過ぎたといっても,まだまだ寒い日が続きそうです.
しかしながら,植物をみていると,一歩,また一歩と確実に春に近づいていることがわかります.
園芸療法ガーデンの西側にはたくさんの花木や果樹が植えられた場所があるのですが,そこではマンサクが黄色の花をひっそりと咲かせていました.
マンサクは,春になってまず咲くことから,「まず咲く」が変化してその名が付けられたとのいわれがあります.見た感じでは紙細工のような花びらが独特な印象を与えますが,香りもとてもよく,鼻を近づけると甘い匂いがしてうっとりとした気分になります.
春の花はまだ数少ない虫を引き寄せようとしてか,水仙や沈丁花など,香りの強いものが多くありますが,それらの香りが漂ってくると,春が近いことを実感させられます.
この写真を撮ったのは先週末ですが,2月の乾いた空は青くきれいに澄み渡っていて,この花の色をいっそう引き立てているように思いました.
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