薔薇と憂鬱



先週に続いて,ばらの花をいただきました.

前回はなかった種類のばらの花もあり,雰囲気が異なります.
今回も,さっそく園芸療法プログラムに持参しましたが,ばらの花がいけられた花瓶がそこにあるだけで,場がとても華やかになり,皆さん匂いを嗅いではうっとりとされていました.

クイーンエリザベス,マゼンダスカイ,アイスバーグ,マチルダ,ピエール・ド・ロンサール,ジュビリーセレブレーション等,品種や香りもさまざまで,それらの紹介をすると,熱心な方はしっかりとメモをとっておられました.
今回は「クロード・モネ」の名のついたバラも1輪頂きましたが,色が滲んだような花びらが,印象派の画家らしい雰囲気をかもし出していて,とてもきれいでした.

冷蔵庫で保存すると,かなり長い間きれいに咲いているので,さまざまな園芸療法プログラムに持参して,皆さんにばらの花を楽しんでいただく予定です.

このところ曇りの日が続いていますが,個人的には晴天の下で見るよりも,曇天の下で咲くばらの花の色に惹かれます.雲で拡散した光がばらの花びらの陰影をより美しくするような気がして,どこか物憂げな雰囲気を含むその様子に心が動かされます.


                                                                                                   Posted by 園芸療法士 剱持 

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