ここ数日は冷え込んでいますが,その前は暖かい日が続いたためか,ネコヤナギのつぼみがむくむくと膨らんできました.
今日は雨降りなので濡れそぼっていますが,晴れた日はこの写真のように,陽の光を浴びてきらきらと輝いて見えます.園芸療法プログラムに持参すると,その手触りの柔らかさから,「本当に猫を撫でとるみたいや」との発言がよく聞かれます.近くで見ても本当に動物の毛のようであり,見るたびに不思議だなあと思っています.
さて,新しい年が明けて,はやひと月が過ぎようとしています.
2月になるとすぐに節分があり,立春がきますので,寒さの中にも次第に春の訪れを見つけることができることでしょう.
北国に比べれば短い冬かもしれませんが,それでも,植物の萌芽やつぼみの膨らみ,吹いてくる風の匂いに春を感じられる瞬間というのは,言いようもない気持ちになるほど嬉しいものです.
そしてまた,どこかこころがざわめいてくるようでもあります.
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