毎週金曜日の午後,リハビリスタッフと看護スタッフが協同で行う「なごみ会」というプログラムがあります.ご高齢の入院患者さんを対象としたプログラムで,季節のものを見ながら昔のことを思い出して話をしたり,季節の歌を歌ったり,軽く身体を動かしたりと,さまざまな機能の維持にはたらきかけています.
毎年4月と10月は気候が良いので,屋外の芝生広場に集まって過ごします.普段はなかなか屋外に出られない方も多く,柔らかな春の風に吹かれて心地よさそうに過ごしておられます.先週の会では小さな筍と,長さが1.5mほどもありそうな筍(ほぼ竹になっていますが)を持参しましたが,皆さん,びっくりしながらもそれらに触れて笑顔を見せておられました.
今回の写真はそのプログラムに持って行ったブーケです.オオデマリとコデマリの白い花にアクセントとしてピンク色のチューリップを添えてみました.
季節は次第に春から初夏へと移り変わっていきます.
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