ホウセンカの花はとても鮮やかです.
苗を植えてはないのですが,毎年,こぼれた種からあちらこちらで大きく育ち,きれいな花を咲かせてくれます.
花瓶に生けて園芸療法プログラムに持っていくと,その鮮やかさが目を引くので,みなさんとても喜ばれます.そして,「ホウセンカの歌があったなあ」という話になり,いつの間にか島倉千代子さんの「鳳仙花」の合唱が始まります.
鮮やかな花はかつてマニキュアとして使われていたようで,ウィキペディアによると,韓国では夏に塗ったホウセンカの色が初雪の頃まで残っていたら恋が実るという言い伝えがあるそうです.ロマンチックですね.
ちなみに,沖縄では「てぃんさぐ」という名前で呼ばれ,沖縄民謡である「てぃんさぐぬ花」の中でも爪に色を塗るさまが歌われています.
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