今日は冬至です.
午前中はネイチャーフィーリングというプログラムで園芸療法ガーデンを散歩したのですが,昼前だというのに木々の影が長く,おひさまがあまり高い場所にないことを実感します.しかし,今日を境に日が長くなっていくと思うと,北方の地域にお住まいの方ほどではないでしょうが,少し気持ちが楽になります.アラスカに暮らした星野道夫さんは,アラスカの長い夜が冬至を境に少しずつ短くなり,遠くとも春というものを感じられる喜びがあると,何度も書かれていますが,一日のうち数時間しか太陽の出ない中では,それがどれほど嬉しいことだろうかと想像します.
さて,今年はゆずがあまり採れないと話題になっていますが,当院農耕場の奥にあるゆずの木も,昨年に比べるとずいぶんの実の付きが少なくなっています.写真はデイケアの花壇に植えられたゆずの木で,なぜかこちらはそれなりに多く実が付いています.今日の午後はご高齢の方々とのプログラムがありますので,ゆずを持って行って,みなさんに冬至の話を聞いてみたいと思っています.
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