ここ2、3日で急に気温が下がり、冬の始まりを感じています。
今年はここまで日中の気温が高い日が続いていたので、あまり秋らしさを感じないうちに冬が来たなあという印象を持たれている方も多いようです。
さて、当院ではリハビリテーションプログラムのひとつとして園芸療法を提供しておりますが、入院されて少し落ち着いた頃の方から、高齢の方、外来で治療を受けられておられる方まで、幅広い対象の方に、それぞれのリハビリ目標に応じたプログラムを作成しています。
今回の写真は、高齢の方を対象とした園芸療法プログラムに持参した花瓶で、紅葉してきたモミジやススキ、姫りんごなど、季節を感じられるもので飾っています。
なじみのあるものや、その季節を感じられるものを見たり、触れたり、匂いをかいだりすることは、その人の昔の懐かしい記憶を想起させたり、心地よさを感じたり、何かその人の生き生きとした部分を引き出すような効果があるようです。
0コメント