先月から順々にいろいろな植物の種を蒔いています.
カボチャ,ナス,キュウリ,スイカ,シシトウなどの野菜から,オシロイバナ,ニチニチソウ,サルビア,帝王会細工などの花まで多種多様の種を蒔いていきます.
それぞれ大きさが異なるので,園芸療法プログラムに参加される方は「蒔くのは大きい種のがええなあ」「うわ,細かい!」といろいろ話しながら,ビニルポットやセルトレイに蒔いていきます.
そして1,2週間後,それぞれの種からぼちぼちと芽が出てきてぐんぐんと育っていくのを見るとき,「芽がでてきとる!」「かわいいなあ」「あんな小さな種からこんなんなるなんてね」等,驚きと喜びが混じったような声が聞かれます.
さて,今日はこれからガーデンクラブという退院に向けて入院治療を受けられている方や,外来通院し,デイケアから参加される方々が参加されるプログラムがあります.
今回はポピーなど,かなり細かい植物の種を蒔く予定なので,皆さん,どんな反応をされるでしょうか.
それでも,自らが種を蒔いて育てた植物が,夏場の花壇をいきいきと鮮やかに彩るのを見るのは大きな喜びとなるでしょう.そんなことをイメージしてもらえるようにプログラムをすすめていきたいです.
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