園芸療法ガーデンの西側は斜面になっていて,そこを登ると広々とした敷地があり,栗の木や桜,モミジ,花梨,レンギョウ,黒松,マンサク,サザンカなどたくさんの花木や果樹が植えられています.
その中には,ビワの木も数本あり,5~6月頃にたくさんの実をつけてくれます.
園芸療法プログラムでも,ビワの時期には皆で収穫に出かけてビワを食べてきますが,まだ1月というのに,ビワは実をつける準備を着々とすすめていました.
ビワは11月から3月頃まで順々に花を咲かせて実をつける準備をしています.
写真の様子は開花した花が受粉して,幼果という状態になったものです.
毛で覆われているのは寒さに耐えるためでしょうか.どこか,らくだのような印象を与える見た目がユーモラスであり,またかわいらしくもあります.
しかしながら,花を咲かせ,実をつけるためにこんなに早く,寒い時期から準備をしていることに対し,少しの驚きと,それはどこか人間にも通じるところがあるのではないかという示唆を感じ,ひとり唸っています.
0コメント