6月18日(水)から21日(土)まで,パシフィコ横浜にて開催された第16回世界作業療法士連盟大会(WFOT2014)・第48回日本作業療法学会に参加してきました.
国内外から多くの方が参加されており,国際的な雰囲気の中,作業療法に関するさまざまな知見について報告がなされていました.
植物を用いたかかわりや園芸療法に関する報告はごくわずかでしたが,そうしたものを取り入れたいと考えている作業療法士の方はとても多いようで,私のポスター発表の時間には多くの方からご質問をいただき,非常に有意義な時間を過ごすことができました.ご質問やお声かけくださったり,ポスターをご覧くださった皆様に深く感謝いたします.
しかしながら,発表演題数が非常に多く,ポスター掲示できるのが1日間だけでしたので,せっかく作ったのにもったいないということで,こちらのブログにも掲載させていただきますので,どうぞご覧ください.
↓↓↓PDFファイルでもご覧いただけます.
WFOTポスター.pdf
内容としては,園芸療法士と作業療法士が連携し,どのように植物や自然環境を療法的にもちいてきたかという,これまでおよそ10年に及ぶ私たちの取り組みを総括したものです.
園芸療法士が精神科におけるリハビリテーションに参画することでできるようになったことやその結果,職種間の連携について示すことで,園芸療法や園芸療法士について知っていただくきっかけや,うちの病院にも入ってもらえると良いなあと思っていただけるといいなと思ってポスターを作成しましたが,まだまだ,園芸療法の効果や特性についてはっきりと示された例は少ないので,今後はそうした具体的なものを発表して園芸療法分野の発展や認知度の向上に寄与できればと考えています.
ともあれ,今回は良い機会をいただき,とても感謝しております.これまでご協力,ご支援下さった皆さま,どうもありがとうございます.
非常に良い刺激をいただけたので,これを機にさらにステップアップしていきたいと思っています.
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